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受賞

3年生の青栁達也さん・渡邉辰輝さんが、東京都防犯アイデアソンで第1位を獲得しました。

2016年11月6日(日)に東京都庁で『東京都防犯アイデアソン ~「東京の治安を考える」アイディア・ワークショップ~』が実施されました。上記イベント内で実施されたワークショップにおいて、人間総合理工学科3年生の青栁達也さん・渡邉辰輝さんの所属グループが第1位を獲得しました。

このイベントは、東京都の防犯ポータルサイト「大東京防犯ネットワーク」のリニューアルに伴い、これまで利用の難しかった犯罪情報等がオープンデータ化されたことをきっかけとして「2020年に向けて、安全で安心な都市としての東京を考える」べく開催されたものです。

東京都から提供された種々の犯罪・防犯情報に関するオープンデータやWEB-GISのシステムを活用して、様々な情報を地図としてわかりやすく発信したり、新たな防犯のための仕組みや取り組みについて提案することが今回のワークショップの目的でした。

人間総合理工学科からは、学生・教員が併せて4名このイベントに参加をしました。参加者が複数のグループに分かれてワークショップを行う中で、所属グループの中での青栁さん・渡辺さんの活躍はめざましく、人間総合理工学科の授業や演習で培った空間情報の知識・GISを用いた分析技術を活用して、限られた時間の中で素晴らしい課題設定・分析を行っていました。

彼らのグループの成果は、青柳さんにより「子供のユートピア」というタイトルで発表されました。子どもが被害者となる犯罪の予防を目的とするものです。具体的には、杉並区の詳細な防犯情報を丁寧かつ定量的に分析し、杉並区の子どもの人口分布のGISデータなどを組み合わせることで、現状の問題・将来に向けた課題を把握して、その対策までをしっかりとまとめ上げていました。

表彰式では、警視庁でしか入手できない記念品もプレゼントされ、二人の顔は非常に満足そうでした。

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