この講義は3人の先生が,二年次までに学習してきた環境・エネルギー・物質循環と自然誌に関わる知識を実習によってさらに向上させることを目的とした講義です。
■環境・エネルギー・物質循環実習(担当:幡野先生,山村先生)では,資源・エネルギー循環操作,及び物理化学的に環境修復作業を行う際に必要となる混相流動,水処理,平行分離や速度差分離など実験を通して学習します。
■自然誌実習(担当:鷲谷先生,吉岡先生)では,生物多様性の保全と自然再生のために必要な自然認識のための植物と昆虫の観察に必要な基本事項,生活史理解に資する栽培・飼育法,土壌シートバンク調査のための実験法を学習します。
座学だけでは得られない実習技術を習得することができました。
下記写真は,自然誌実習で行った植物の観察(『謎の種子』を発芽させる)実習のものです。