夏季休暇期間を利用して、保全生態学フィールドワーク・データ解析(担当:鷲谷教授、吉岡兼任講師)が行われました。
こちらの授業では、里山里地を保全生態学に基づいたフィールドワーク(野外実習)をすることによって、データを取得する手法や考え方を学びました。
今年は、二泊三日の行程で岩手県一関市にてフィールドワークを行いました。学生たちは初めての泊りがけの本格的な野外調査に新鮮さを感じていたようです。
貴重なデータを入手した後は、大学に戻り、データ解析を行いました。その解析結果の発表会を行い、大いに議論を沸かせていました。
以下は、参加した学生の声です。
「現地では、保全生態学の野外調査手法とはどのようなものか、学ぶことができました。ドローンを使って植生を調査したり、植物を観察して在来種と外来種のモニタリング調査を行なったり、どれも初めての体験で、とても興味深かったです」
「今回の実習では、
実際の自然再生事業がどのように行われているのか、自分の目で見
て学ぶことが出来ました。雑草の手入れも、草刈機で一気に刈ればいいというものではなく、『どれが外来種で、除去しなければならないか』という目を持つことが必要だと知りました」