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竹内研究室疫学・生物統計学研究室

【専門科目の授業紹介】「生物統計学」竹内 文乃先生

この科目では、ヒトを対象とした健康科学に関するデータの取り方や解析方法について学び、医学分野の研究論文で用いられる統計手法の理解を目指します。さらに、付随科目の生物統計学演習では、統計解析ソフトウェアSASを用いて講義で習った手法の理解を深めます。本講義は疫学研究・観察研究のデータ分析を専門にされる竹内文乃先生が担当します。

ヒトの健康情報を評価するために

統計学はデータの収集、整理、分析、解釈の方法について学ぶ科目で、特に生物学や健康科学の分野のデータを取り扱うのが生物統計学です。本講義ではまず疫学調査と臨床試験を対象に実験デザインやデータの解釈方法について学び、データの記述や2群比較などの統計解析の基本事項について学びます。さらに、時系列データの解析や生存時間解析などの少し発展的な手法も扱います。

社会の健康ニーズに応えよう

近年、医療技術や医療機器の発達により大規模データ(ビッグデータ)の取得が可能となり、またコンピュータの進歩に伴い生物統計学における分析手法も飛躍的に発展してきました。生物統計学を学ぶことで、様々な健康科学分野のデータを適切に扱い、ヒトの健康をデータサイエンスの立場から評価することができるようになります。

生物統計学