8月21日(金)にサイエンスセミナーが行われました。
中央大学理工学部では、中高生を対象に、毎年夏休みにサイエンスセミナーというイベントを実施しています。それがサイエンスセミナーです。
机の上の勉強からちょっと離れて、おもしろくて不思議な最先端のサイエンスやテクノロジーを体験できるイベントで、毎年多くのご応募をいただいています。
今年も多くの参加者に恵まれ、大盛況でした。
中央大学サイエンスセミナー
人間総合理工学科からは、幡野博之教授と檀一平太教授がセミナーを持ちました。
参加者は、高校では学ぶことのできない最先端のサイエンスを楽しんでいました。
テーマ |
空中に浮遊した粉の動きを光ファイバーを使って調べてみよう |
担当教員 |
幡野 博之 教授 |
実験内容 |
容器内につめた粉や粒を空気の力で空中に浮遊させると泡が出来て粉が激しく動きます。これらの様子を観察するために、光ファイバーを使ったプローブを製作しましょう。また、他の方法も使って浮遊した粉の特徴やどんな所に応用できるか考えてみましょう。 |
テーマ |
脳はくまなく世界を見ているか |
担当教員 |
檀 一平太 教授 |
実験内容 |
私たちは世界をありのままの形で見ていると信じていると思います。でも、そんなことをしていては、脳は視覚処理だけでパンクしてしまうでしょう。実際に脳が行っているのは、限られた視覚情報の中から物事の特徴を捉えて、残りを補間するという省エネ作業です。本セミナーでは盲点補間という現象に着目して、実際には見えていないのに脳が勝手に作り上げる虚像を実感していただきます。 |