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英語・留学

2017年度派遣交換留学ー今年は10名が海外に!


今年度も、派遣交換留学生(1年間)が海外の大学に飛び立ちました。
現3年生はなんと10名!ついに二桁の大台に達しました。

留学先の大学は以下の通りです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
10人という人数は、当学科3年生の約15%に相当します。一昨年の2名、昨年の7名から着実に上昇。文系も合わせた中央大学の全学科中、最高の交換留学達成率です。理系学科でここまで高い交換留学率は、探した限り見あたりません。

交換留学は希望すれば行けるというものではありません。学内の厳しい専攻をくぐり抜け、大学の代表として、海外の大学に派遣される制度です。

よく「留学で英語を身につけたい」と考える人もいますが、これは実は誤解。というのは、すでに「英語ができる」という状態になっていないと、留学試験には受からないからです。交換留学に要求される語学力は、最低でもIELTS5.5、または、TOEFL61点程度で、すでに英語でコミュニケーションはできるというレベルです。話す、聞く、読む、書くという4技能全てにおいて、「現地の大学で授業に参加できる英語力」を修得して、はじめて交換留学生としての資格が得られるのです。

合格した10名は、日々、応用認知脳科学研究室での特訓や中大の特別英語講座、オンライン英会話、模試、フィリピン語学留学等によって努力を積み重ね、英語力を磨いてきました。さらに、留学に必要な学業成績を維持しすることも必要です。

なお、交換留学生へのキャリアサポートも積極的におこなっています。これまで留学した9名中、3名が大学院に進学、5名が就職(フューチャーアーキテクト、日立製作所、三菱電機、セプテーニ、日鉄日立システムエンジニアリング)。そして、残り1名は、留学先が気に入りすぎて、滞在を延ばして現地の企業でインターン中!

このように、人間総合理工学科では、交換留学生の育成に積極的に取り組んでいます。今後も引き続き、留学中の遠隔指導、就職支援、大学院への円滑な進学など、交換留学生へのトータルサポートを継続し、グローバル人材の育成を実践してまいります。