2020年4月、原田芳樹先生が本学科の新任教員に就任いたしま
したのでお知らせします。
原田先生が主催する研究室名は「都市生態学研究室(Urban Ecology Lab)」。日常の都市環境を舞台に、生態学の考え方やデータの分析方法、そして
得られた情報を政策やビジネスに応用する方法を学びます。都市計画で自然を活用す
る分野は理工系、農学系、芸術系に幅広く散らばっていますが、原田研究室はこれら
全てを横断し、融合分野や都市全体を扱う数少ない研究室です。
<原田先生からのメッセージ>
15年間の海外生活から帰ってきたばかりで、日々口に入れる全て
の食べ物が美味しく感じます。私が過ごした学生時代と比べ、今は多くの人々が、自
分の生き方を自分で選ぶ時代になりました。そこには趣味やボランティアに加え、国
内外の実務や資格、そして学位など、無数の「学びの選択肢」が存在します。このよう
な時代を楽しんで生き抜くために、原田研究室では経験と知識に基づいた指導を行い
ます。学生自身が納得のいく生き方を、一緒に考えながら、充実した学生生活を支え
ます。
<原田先生のご経歴>
島根県出身。早稲田大学 理工学部建築学科卒業。東京大学大学院にて修士課程修了後渡米。ハーバード大学 デザイン大学院客員講師、イェール大学 森林環境科学大学院 研究フェロー、コーネル大学 都市緑化研究所フェローを経て、中央大学 理工学部 人間総合理工学科に都市生態学研究室を設立。都市計画で自然を活
用するためのデザインと科学を幅広く扱いつつ、緑地による環境改善効果の定量
化と高度化を専門とする。デザイナーとしての作品にはフィラデルフィア市レース通
り桟橋公園やニューヨーク市コロンビア大学マンハッタンビラ計画など。
より詳細な研究内容、経歴については
こちらから。