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水代謝システム研究室

Human’s coordination vol.2「理解していくと面白いのが大学の講義」

大学の授業は教えてもらおうとすると苦しむ

皆さんは大学の講義に対して、どんなイメージを持っていますか?高校生の私は長い・難しいというイメージを持っていました。そのイメージのままに、授業の成績は悪く、単位をもらえず授業を受け直すことも多々ありました。今回はそんな私ならではの視点で皆さんに授業を充実させていけるような情報を具体例を通してお届けします。

 

水環境システム工学

「水環境システム工学」という講義、実は私は3回ほど単位を取れずに苦しみました。。水環境について様々な視点から理解していく授業です。普段耳にしないような言葉が多く出てきたり、水質の細かい基準があったり、易しいとは到底言えない内容でした。私もテスト勉強は毎回していたものの、手ごたえはゼロに等しかったので、完全に苦手意識が定着していました。

水環境システム工学で用いている水循環のレジュメの一部


同じ授業を3回連続で落としてしまって、もう後がない状況。私は何が足りなかったのか、改めて考えました。そこで、担当の山村先生が毎回おっしゃっていた「理解していないと解けないテスト」という言葉を思い出しました。そして4回目の水環境システム工学では、テストで点数を取るための勉強をする意識から、1回1回の授業で理解する意識に変えました。すると、テストの結果が良くなっただけでなく、授業の内容が楽しく感じられたのです!前回まで苦痛の種だった授業が、タノシイ?・・・驚きました。物事を知っていくときの楽しさがわかると、興味のない授業でも楽しめるのです。また、ノートをとることが嫌いだった私も、「書いてみて理解した!」という実感を得られてから、ノートをとることが好きになりました。ノートをとることが嫌いな方は疑い半分で是非やってみてください。

4年目の授業で書いた水循環(一例)の図


これから大学で学ぶ皆さんが、理解していく楽しさを感じながら授業に取り組んでいってほしいと願っています!