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就職・進路状況

2020年卒就職・進路状況:安定の実績と多様性

遅ればせながら、2020年度卒業生の就職状況を解説いたします。この年は第4期の学部卒業生と第2期の院卒が就職活動を行いました。コロナ禍に一部が重なりましたが、希望者はすべて就職という結果になりました。安定的な就活実績を維持しつつ、専門性の高い就職も増えてきています。

主な特徴として、昨年同様IT系企業への就職者は多く、中でも、ユーザー系IT企業の比率が増えてきました。ホワイトな社風を評価基準とする学生が増えつつあるという潮流を反映した結果でしょう。一方で、多様な分野への進出が目立ってきました。明らかに理系学科の枠を超えています。

個々の進路としては、国内有力企業への就職がかなり多く、例年通り、NECが4名の大量採用となりました。昨年度に比べると安定志向が目立ってはいます。外資系が減り、国内企業内での多様性が増しています。一方で、隠れた難関企業や、渋い専門企業への就職がかなりあり、就職の玄人を唸らせる結果となっています。また、ベンチャー企業への就職、起業する学生など、野心的な学生も見受けられます。

正直なところ、毎年学生のカラーが変わるので、なかなか就活動向が読めないところはあります。学生全体の方向性が変われども、安定的な実績を残していることはたしかです。当学科の就職力の高さは、間違いないでしょう。

以下に就職・進学先をご紹介いたします(名称は略称、順不同です)。