ニュース
就職・進路状況

2021年卒就職・進路状況:コロナ禍でも順調

2021年度卒業生の就職状況を解説いたします。この年は主に第5期の学部卒業生と第3期の院卒が就職活動を行いました。いずれも標準就業年数を一巡して、ある程度こなれた状況にはなってきたはずですが、突如としておとずれたコロナ禍。当初は、絶望的かと思われましたが、最終的には、順調な結果となりました。人間総合理工学科の学生は、持ち前の柔軟性を発揮し、この難局をなんとか乗り越えた模様です。

まず、コロナ禍前の、早期からの就活準備をしていた学生は、早期選考で早めの内定を獲得する機会が増えました。ただし、これが安易な就職に繋がる場合もあり、一概によいとは言いかねる面もあります。一方で、時流を読まずに、コロナ不況の業界に固執した学生は、かなり苦しい経験を強いられたようです。状況を的確に分析して、方針を上手く変更できた学生と、そうでない学生では、当初、大きな差が生じました。しかし、最終的には持ち直し、秋から春にかけても優良企業への就職が実現したりと、侮れない展開となりました。

なお、中大のキャリアセンターや当学科のキャリアサポートは、特にこのような「諦めない就活」に役立ちます。順調な時は波に乗ればいい結果は出てきますが、困難な状況では、サポートを活用して、アクションプランをこまめに修正していくことが効果的です。

主な特徴として、例年通りIT系企業への就職者は多いものの、ある程度落ち着きを見せています。IT企業とひとくくりに言っても、システムインテグレーターから、通信系、アプリ作成など、中身は多様です。ITコンサルティングはコンサルテーションの度合いが強いため別枠にはしていますが、IT系と言ってもいいでしょう。今年は、総合電機メーカーが少ないので、例年大量採用のNEC(今年は4名)は、IT系に分類しています。

たいへん特徴的なのは、専門商社への就職が増えたという点です。この業界は、理系の知識とコミュニケーション能力が重視されるため、当学科は極めて相性のよい進出先です。総合商社と異なり、理系のアドバンテージが活きますので、今後の躍進が期待できます。さらに、医療関連分野への進出も目立っています。医療関係の研究経験経験を通して医療関連分野のリテラシーを高め、成長分野、ニッチ分野を探し当てるといった高度な職業選択を展開しています。例年通り、専門知識を活かした、水・環境系企業へ就職も活況です。また、理系との相性がよい銀行・証券などの金融分野への就職も多くなってきました。

このように、世間的にはコロナ不禍の就活は厳しいと思われがちですが、実績が示すとおり、人間総合理工学科の就職活動は、極めて頑健でした。この先、いかなる社会情勢の変化が訪れるとも限りませんが、本学科での学びで培った柔軟な知性と行動力を以てすれば、引き続き高い就職力が今後も期待できるでしょう。

以下に就職・進学先をご紹介いたします(名称は略称、順不同です)。

aa