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Human’s coordination vol.10「人間総合理工学科で学ぶ心得」

皆さまから、「人間総合理工学科は、何をやっているのかわからん!」という意見を多くいただきます。たしかに人間総合理工学科は幅広い分野を学ぶため、これを学びます!と回答するのは不可能に近いです。授業の幅広さゆえ、自分の興味がある授業は楽しいけど、興味のない授業は苦痛になってしまうという壁にぶち当たります。今回の記事では、その壁を越えるためのモチベーションを持っていただけるよう、人間総合理工学科で学ぶ意義をお伝えしていきます。

サボり魔の典型姿勢

人間と環境を総合的に学ぶカリキュラム

人間総合理工学科は「分野を超えた課題解決力で、人と環境の持続可能な未来を創る」というコンセプトを掲げています。分野を超えた課題解決力は、複雑な現代社会において、特に需要が高まっています。分野を超えて課題解決をしていく上で必要なのは、幅広い知識、それを扱う表現力、そして想像力です。人間総合理工学科では、それらをバランスよく身に着けられるようなカリキュラムになっています。

1~2年生では、環境デザイン論、認知脳科学、水環境システム学などの科目で各専門分野の基礎知識を学び、フレッシュマンセミナーやソフォモアセミナーでは、グループワークやプレゼンテーションを通してアウトプットスキルを学びます。また、生命倫理という授業では、人の命や心理の深い部分について考え、想像力を養います。これだけ幅広い内容を学ぶとなると、授業によってモチベーションの差が激しくなるかも知れません。しかし、全ての授業を真面目に取り組んでいくうちに、問題への視点がグッと広がる感覚を体感できます。

特にそれを実感できるのが、3年生で受ける人間総合理工学演習という授業です。この授業では、現在起こっている問題の発見から解決策の提案までを、学生主体で行います。解決策に正解はなく、より多くの人を納得させる説明をすることが高評価につながります。そのためには様々な視点・知識が必要です。ここで、1~2年生で培った内容が活きます。喩えるなら、食材の数が多いほど美味しい料理を作れるようなものです。1~2年生では食材を集め、3年生で食材を使って絶品料理を作るのです。

演習中の学生写真➀


演習中の学生写真➁

人間総合理工学科での学びを日常に発展させていく

皆さんには、今後のキャリア、ライフスタイルなど、個人で解決していかなければならない課題が山ほどあります。その解決には正しい情報、知識を持つ必要があります。人間総合理工学科では、学問的な内容だけでなく情報収集や勉強方法といった応用の効く力が身につくので、日常をより豊かにしていくことができます。学問の枠にとどまらず、本学科で学ぶことを卒業後の人生に生かしていただきたいです。
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