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戸口 陽生さん リクルート株式会社


戸口 陽生さん

埼玉県立松山高等学校出身




生物統計学に興味があって、それを学べそうだと思ったためです。生物統計学に興味を持ったのは、私自身が過去に怪我や病気をして辛い思いをした経験から、将来は医療に関わる仕事をしたいと考えていたためです。金銭面や学力面から医学部に入るのが難しかったため、当時(高校生の時)、得意科目だった数学を医療に活かせる生物統計学を学びたいと考えていました。


ライフセービング実習です。理由は、高校までおこなっていた水泳の経験を人助けに活か
すことが分かり、やりがいを感じることができたからです。そのため、この実習を終わっ
てからライフセービング部に入部し、ライフセーバーの資格を取得しました。


分野を横断して色々なことを体験できた6年間でした。そのため、自分の得意なことや苦手なことが明らかになりました。


問題解決力です。人間総合理工演習や研究などを通して伸ばすことができました。


学部では、体育会ライフセービング部に所属していました。夏以外のオフ期間中は、留学や、住み込みバイト、スイミングスクールのコーチ、塾講師、ブログ運営、映像制作など色々やっていました。


研究室は、生命健康科学研究室です。研究テーマは、AIを用いた海水浴場での溺水事故防止に関する研究です。


人に伝える力です。理由は、研究を学外で発表する機会をたくさんいただくことができたためです。


私は企業を選ぶ上で3つの条件を考えており、その条件に合う企業がリクルートだったため、応募しました。条件の1つ目は、ボトムアップの会社であるかです。ボトムアップとは、組織の底部(ボトム)、つまり現場社員からの意見や提案を吸い上げて(アップ)、それらを判断材料として経営陣が組織全体の方針を決定していく経営のあり方です。2つ目は、自分がやりたいと思ったことができる環境であるかです。3つ目は、社員のモチベーションが高いかです。

リクルートはボトムアップの文化が根づいており、入社時から「お前はどうしたい?」と問われ続けるほど、「圧倒的な当事者意識」を重視して若手でも大きな裁量権を持って仕事ができる会社です。面談を通してお会いした社員の方々は、モチベーションが高いだけでなく数々の実績を作っており、数年後に自分もこうなりたいと思い応募しました。


面談と自己分析に苦労しました。リクルートのインターン選考後から、リクルーターが付いてくださり、その方との面談や、紹介していただいた社員の方々との面談を10回以上行いました。これらの面談では、先方側からも様々な質問があり、事前に実現したいこと(Will)、生かしたい強みや克服したい課題(Can)、業務目標や能力開発につながるミッション(Must)を整理しました。最初はこれらが不明確でしたが、面談を重ねるうちに、自己理解が深まり、当時目指していたデータサイエンティスト職よりも、データを扱って問題解決をする方が私に合っていると考え、職種を途中から変更しました。こうした機会を通じて、リクルートへの志望度が高まり、自分がこの企業にどれだけマッチしているかを面談で積極的にアピールしました。その結果、早期に内定をいただくことができました。


「やりたいことがわからない」。多くの人がこの悩みを抱えています。私も入学時はそうでした。しかし、これはやりたいことがまだ見つかっていないだけかもしれません。例えば、私はライフセービングの存在を知るまでは、それをやりたいと感じることはできなかったです。なので、色々なことに挑戦してみることが重要で、人総であればその環境は整っていると思います。受験頑張って下さい!