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森本 大地さん NEC


森本さん

森本 大地さん

山手学院高等学校 出身




 高3の段階でまだやりたいことがなにかわかっていなかったため、これからの選択肢をできるだけ絞らないような学科に進学したいと思っていた時に、理工学について幅広く学べるだろうと思い見つけたのがこの学科でした。


 生命倫理です。1年生のころに受講したため内容はあまり覚えていませんが“死を意識して生を感じる”という言葉をよく小峯教授がおっしゃっており、3年たったいまでも思い出すときがあります。この言葉を思い出しいつか訪れる死を具体的にイメージすることで、当たり前のようにいる大切な親や、仲良くしてくれる友達などにも感謝の気持ちを忘れないでいられます。


 いろんな人と出会えて楽しかったです。文理融合の学科なので“大学で何学んでるの?”という質問に対する説明が難しくて苦労しました(笑)


人間力です。グループワークが多いので同級生と交流を多くできます。また、同級生にレポートなどを見せてもらうときには相手よりも目線を低くして自分はあなたよりも下にいます感をアピールすることでスムーズに承諾してもらえました。周りの人にたくさん助けてもらいました。


 1,2年で塾講師、カフェ、3,4年はユニクロでバイトしました。ある程度忙しいほうが時間が早く進むから好きという人が多いですが、私はとことん楽なバイトが好きでした。おすすめのバイトはユニクロです。店舗によると思いますが、私の働いていた店舗は人がとっても優しかったのでリラックスしてアルバイトライフを送れました。


 保全生態学研究室で、テーマは訪花昆虫の保全に効果的な花卉植物の特徴の解明:ハスの花形質の変異がもたらす昆虫の訪花数の差に注目して、です。この研究では炎天下の夏に調査をしに行かなければなりません。高校まで運動部だったので大丈夫だろうと思っていましたが実際は想像していた何倍もつらかったです。投げ出したくなるような日もありましたが研究が終わったいまでは“頑張ってよかったな”と感じています。いい経験ができました。つらい経験は終わってみると美談になりますよね。


 素直さです。

考えても分からないことは素直にすぐに聞いていました。周囲の人からも素直さに関してほめてもらえることは何度かありました。素直に明るく、真面目に生きたいです。


 NECには中大卒の人が多いと感じ、入社したときに安心感がありそうだと感じたことが志望した理由の一つです。OBOG訪問で社員の方とお話させてもらったときに楽しそうに余裕をもって働いているように見え、自分もそうなりたいとも思いました。


 なかなか就活を始める決心をつけることに苦労しました。周りがどこそこのインターン受かった、などの話を聞き、焦ってはいましたがなにをしたらいいのかわからずなにもできない日々が続いていました。しかし友達が、“これは行くべきだよ“と誘ってくれた企業説明会でやる気が出て集中的に努力した結果、スムーズに志望していた企業から内定をいただけました。友達は大切です。


 受験は結果ももちろん大切ですが、目標に到達するための過程を自分でしっかりと思考することが今後役立つと思います、なので、全力でがんばることが重要だとおもいます。たとえ希望していた大学に合格できなくても。

なかなか難しいと思いますがこれだけ頑張って受からないなら仕方ないと思えるようにがんばってください!