「環境エネルギー工学」は、地球にやさしく、効率的にエネルギーや資源を使うための技術を学ぶ、非常に重要な分野です。現代社会は、環境問題とエネルギー問題という二つの大きな課題に直面しています。私たちが普段使っている製品やサービスが、どのように環境に負担をかけずに生み出されているのか、あるいはこれからどのように改善されていくのか。この講義では、そのための基礎知識学んでいきます。
「つくる」と「まもる」をつなぐ化学工学
本講義では、ものづくりの基盤となる化学工学の原理を学び、環境に配慮したプロセスの最適化の基礎を身につけます。効率的な生産に欠かせない熱や流体の移動、粉体の反応といった現象だけでなく、汚染された土壌の浄化技術にも触れながら、実社会とのつながりを意識した学びを深めていきます。
持続可能な社会の実現に向けて
材料の性質やプロセス設計の考え方を踏まえ、知識だけでなく、自ら課題を見つけ、環境に優しく、安全で効率的な技術や生産方法を提案できる力を育むことを目指します。