前回の記事に引き続き『認知科学・健康科学実習』(健康科学実習:第二回目,第三回目,第四回目)の講義を紹介します。
(参考:
前回の記事へのリンク)
第二回目より各グループごとの実習が始まりました。
■臨床試験班では、12月初旬~中旬に行われる臨床実験のデザインを行いました。
これまで学生たちは、物理実験や化学実験を通して実験における測定の原理やその手法を学んできました。この実習では、これまでの実験経験を活かし学生自身で実験プランの作成に挑戦します。
普段、実験マニュアルでは読み飛ばしてしまう内容が実はとても重要であるということを改めて学ぶことができました。次回の講義では実験デザインが完成する予定です。
■食事調査班では、学生たち自身の食事に関する調査を行いました。具体的には、ここ一ヶ月でどんなものを食べていたのかということを調査しました。調査結果に基づきをSASを用いて分析します。学生たちはこれから先も健康な身体でいられる食事プランについて考えます。
■文献調査班では、JAMA論文(医学論文)について調査を行いました。200を超える論文をチェックしそこから今回の実習で役立つ論文を調査します。イチョウ葉エキスの作用にはどんなものがあるのか、学生たちも興味津々です。
実習の様子