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生命・健康科学研究室小峯研究室

Human’s coordination「人総学生の就活体験記」

今回のHuman’s coordinationは就活経験者のインタビューです。インタビューをさせていただいたのは小峯研究室所属の大学院2年(当時)、澤頭良介さん(もはや仲の良い友達)です。澤頭さんは野村総合研究所(めちゃくちゃ入るの難しい)への就職が内定しています(現在は入社)。野村総合研究所へ就職する人の多くは東大・京大などの国立大や早慶上智の難関私立大出身です。なぜそのような企業に就職することができたのか、澤頭さんに聞くことができました。友人だから話してくれた有力な情報もお話ししてくれたので、ぜひ参考にしてください!

腕立てしながらカメラ目線をしてくれる澤頭さん


 

キーワードは条件・情報・相性・失敗

Q1. 野村総合研究所内定にこぎつけるまでの流れを教えてください。

Ans:自分の場合は就職活動をする前から条件が決まっていました。システム開発に携わる職種・安定感のある大手企業・社内の人の雰囲気が良い・先輩の仕事ぶりが尊敬できる、これらの4つです。大学院1年の12月に野村総合研究所の企業説明会に行った際、ここに行きたい!と思いました。もちろんほかの企業説明会にも行きましたが、行きたい気持ちは野村総合研究所がダントツでした。

3月の1次面接が始まるまでに、ビズリーチキャンパスという就活サポートのサービスを使って、10人ほど野村総合研究所の社員さんを訪問しました。なぜかと言うと、野村総合研究所では入りたいという希望度を重要視するという情報が入って来たからです。内定した今では社員さんに訪問を重ねたおかげで希望度が伝わったと思います。面接は3回ありましたがスムーズに進みました。そして4月初めには内定をいただきました。

 

Q2. 野村総合研究所を含めて何社くらい受けましたか?その中でどれくらい内定をもらいましたか?

Ans:10社受けました。その中で8社は1次面接で落ちました。もちろんその時はショックですが、何回か経験をするうちに、企業の求める人材と自分の強みがマッチしているかどうかが重要であることに気づきました。言い方悪いかもしれませんが、例えば東大の成績優秀で見た目は地味目な学生が、デザイン系の会社にとっては良い人材ではなさそうじゃないですか?僕が受けた10社の中で、野村総合研究所は入るのが最も難しいといわれている企業でした。でも内定をもらえた、もっと言えば野村総合研究所しか内定をもらえなかったんです。その理由は企業との相性が大きかったのだと思います。

 

Q3. 最後に就職活動してきた経験の中で大事だと思ったことを教えてください。

Ans:大きく分けて2つあります。1つ目は情報収集をすることです。就職活動は入試とかとは違って、相手にどう思われるかがカギなので、何を求められているのか把握するためには情報収集は必須だと思います。2つ目は失敗することです。ここでの失敗とは、本番のための意図的な経験です。僕は学部4年の時にも就職活動をしましたが、結果的に上手くいかず大学院で勉強を続ける選択をしました。その時の経験は、2回目の就職活動に役立っています。情報収集が重要なこと、自分の強みをさらに研ぐ必要があったことなど、他にもたくさんあります。将来就職活動をするとき、行きたい企業が早めに決まったならば、それまでに似たような場をどれだけ経験しておくかが重要だと思います。想像と実際の場では得られる情報が圧倒的に違うので、その意識を大切にしてほしいです。

 

澤頭さん、どうもありがとうございました。